2010-10-28

支援の旅(72)ニンビン省18ノート贈呈3

シンチャオ。遠く、日本とオーストラリアからやってきました。私たちは、ここにすわっているニャンちゃんと長い間お友達です。ニャンちゃんが学校にいけるようになって、皆さんがニャンちゃんとお友達になってくれているので、そのお礼にノートをプレゼントしようと思って今日やってきました。今日は、一人にノート5冊と、普段見られない写真を3枚差し上げます。皆さんの夢が大きく広がるように写真を揃えました。今日から、もっともっと勉強して下さい・・と日本の人たちは願っています。ぜひ、いい成績で学校を卒業してください。全員優等生で卒業を目指してください。どうもありがとう
児童が緊張しきっている感じでした。↑ 学校に入って一番緊張したのではないでしょうか? 外国人が来たのも初めてとか。
頭を深く垂れる梨沙さん(右)↑ たくさん勉強してくださいね・・・いい?・・・そんな気持ちでしょうか。
新谷さんから↓。通訳のザンさんが、優しく説明しています。
「日本から来たひとたちよ」と。ノートが重たそうな子もいます。いやあ,かわいいです。
名古良輔医師から。↓
ノート贈呈の支援は次の方々から頂戴しました。
●加藤学園高等学校インターアクト部 さま ●久保加寿子 さま ●桑田弘一郎 さま ●手塚真弓 さま ●山下真礼(まひろ)さま

成績優秀賞を受けたニャンちゃん ↓ にも・・・
代表の生徒以外の子どもたちには校長先生が代表して、宮尾会長から、ノートと写真を受けて頂きました。

ノート贈呈が終わったところで、さし上げた3枚の写真の説明をしました。「1枚目は富士山の写真。ベトナム最高峰のファンシーパンより200メートル高い山です。2枚目は地球の写真です。その写真には、ベトナムがきれいに写っています。後で、先生かお母さんに聞いて下さい。3枚目は日本の普通の小学校の写真です」写真にある富士山の歌を歌います。

そこで、「訪問した記念に1曲日本の歌を歌います」と言いましたら、もったいなくも拍手がきました。頑張れねば・・。贈呈した写真にある富士山の歌です。新谷さんに伴奏をつけていただいて・・・
ハンドロール・ピアノに注目が集まりました。あれは何なの? ニャンちゃんの視線↓をみてください。「どうして音が出るの?」
ニャンちゃんは、手拍子をしながら、ハンドロールに気が引かれています。
あの程度の歌に大拍手・・・ベトナム人はやさしい・・・気配りの国民です。聞いてはいけない質問をしました。「私たちの歌はうまかったですか?」 ・・・これでもう1曲歌ったら、犯罪ですよね。
♬音痴でも 歌えば友に 喜ばれ(高知県 宮地艶子)
勇気をもって歌うことが大事です。

最後に、宮尾会長から、ノートがどう役立ったか、日本へ送ってくださいと、切手付きの封筒を校長先生に差し上げました。お返事を楽しみにしましょう。

このノート贈呈には、地元の共産党書記長、地元人民委員会委員長も出席された。

お開きのご挨拶に、地元・共産党のハイン書記長が登場されました。あまり聞かれない挨拶の内容でした。
「遠方から、ここまでいらしてくださった日本の皆様がた、当学校の児童にノートを贈って下さり、本当にありがとうございました。子の贈り物は、子どもたちにとって大きな励ましになります。これを機に、ますます生徒には勉強に励んでもらいたいと願っています。カインヴァン村の主たる産業は農業です。経済的に厳しい村です。現在5840人の村民がいます。そのうち3割はクリスチャンです。そのことで、政府から支援をもらうのは難しくなっています。これから、6棟の修理に入ります。小学校建設の資金を調達するのも難しいです。これから校舎を案内させて頂きます。今後とも引き続きご支援をお願いいたします。

が、実は、この学校は大変ボロでして・・雨が降ると子どもたちは雨の落ちてこない場所に移動して勉強しなくてはなりません。お帰りの前に、校舎をご案内させて頂きます」・・・ということで、校舎見学とあいなりました。
地元共産党のハイン書記長
(つづく)
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