2010-01-04

蓮の花奨学生からの便り(6)完

蓮の花奨学生からの便り最終回は、クアンガイ省の青年グエン・タイン・チ君です。チ君は、蓮の花奨学金を受けて、2年目になります。われわれが会ったのは、8月20日、クアンガイ省の枯れ葉剤被害者協会で、奨学金を贈呈した時初めてでした。奨学金は櫻井恵美子さんがお贈りしました。近況報告は11月29日に書かれ、ホーチミン市から12月4日に投函されております。それでは、想像をめぐらしながら、読んでみてください。
【☆´Ⅴ`★p《*:。・元気出して・。:*》q
p【◇:*・。元気出すんだょ。・*:◇】q´∀`◎)
ベトナム支援隊の皆様へ
先ず最初に皆様のご健康をお祈り申しあげます。
それから手紙が遅くなってすみませんでした。勉強が忙しかったことと、入院していたために遅くなりました。お許し下さい。
8月20日贈呈式で、櫻井恵美子さんから
ホーチミン市に三ヶ月前に勉強しに来ました。現在ホーチミン市経済大学に通っています。私は、今姉の家に居候しています。大学まで20kmくらいの距離です。
大学に入学する前に先輩達に勉強がとても難しく大学生活は楽しくないといわれましたが、始めてみたらとっても楽しく、大学の友達も親しみやすく、楽しく頑張っています。
勉強もそれ程難しくなく先生の講義を真面目に聞けば問題ないと思います。
テストの点数は全部ではないのですが、少し分かりました。今のところ満点かそれに近い点数を取れました。
大学の部活にも参加しています。ようやく若者の生きる力と情熱を理解できた気が致します。この大学で自分を発見し、自分の能力を伸ばすことが出来ると確信します。大学で勉強が出来るということの価値が、ようやく分かったような気がします。
チ君の手紙 ホーチミン市の字がみえますね。
自分の将来、親への恩返し、そして支援隊の皆様への恩返しの為に今後一所懸命頑張ります。
 (静岡在住 ヴィンさん訳 2009.12.22 ありがとうございました)


皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。


そして、改めて皆様にお礼を申し上げます。近いうちにお会い出来ることを心より願っています。
 
ワーイ♪ ヘ(゚∇^ヘ)(ノ^∇゚)ノ ヘ(^∇゚ヘ)(ノ゚∇^)ノ ワーイ♪
うれしいお便りでしたね。成績もよさそうだし、自信を持っているのがうれしいですね。私の方からも会いに行きたいです。住所は、ホーチミン市ミンタン郡チュオン・フック・ファン通りとなっています。それにしても、大学まで20キロとは、すごい距離です。バス通学? それとも自転車???じゃあ大変でしょう。学問は距離ではないですが、通学時間も半端じゃないと思いますね。
チ君の奨学金申請の文書を載せておきましょう。北村の名前が出ていますが、枯れ葉剤被害者協会の方が小生の名前を言ったんでしょう。申請書記入時は、まだ高校生でしたので、在学中の高校の名前が出ております。

ベトナム社会主義共和国
国立・自由・幸福
北村さまへ、Posted by Picasa

申請書


私はグエン・タイン・チです。 1991年生まれです。
住所:クアンガイ省、モードゥック郡、ドゥックラン村

チャン・クアン・ジエウ高校在学です。
2007年~2008年には、ベトナム支援隊の皆さまから奨学金、1.50万VND(ベトナムドン)を受け取りました。ありがとうございました。

2008年~2009年度が終わり、この申請を書いて2008年~2009年の奨学金を頂けると本当うれしいです。ご検討をよろしくお願いします。

お礼を申し上げます。

2009年7月30日
Nguyen Thanh Tri
数学、理科、コンピューター、 国防教育、体育は、いずれも80点以上でした。そして、担任先生の意見として、「友達と仲良くしている。家族は貧しいが、よく勉強している。何でも熱心で吸収している。」と、書いてあります。
蓮の花奨学金を贈呈した人は皆希望に輝いていますが、チ君は中でも希望の星ですね。その後に続く人たちが必ず出てくると思います。入院したとありましたが、健康に気をつけて、学問をどんどん吸収してもらいたいと思いますね。
今回の便りの掲載は一応これで終わりますが、また機会があれば掲載していきます。(完)

0 件のコメント: